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2021.01.21
“新年あけまして早くも3週間!! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。引き続き建設業の皆さまに役立つ情報をお届けできればと存じます。今回は気になる記事をご紹介します。”
こんにちは、アークシステムのプロモーション担当・辻内です。まずは昨月の景気ウォッチャー調査より、建設業周辺のコメントをご紹介……と、思いましたが厳しい内容があまりにも多い! 何しろ現状判断DI35.5(前月差マイナス10.1ポイント)、先行き判断DI37.1(前月差マイナス0.6ポイント)ですから無理もありません。
そこで今回は、景気判断理由(先行き)から希望を感じさせるコメントをピックアップさせていただきます。
近畿地方
【景気の先行き判断:やや良】
「問合せが増えてきているため、今後は受注の増加が期待できる」(建設業・経営者)
九州地方
【景気の先行き判断:やや良】
「大型物件の受注が取れそうである。また、物件の着工が始まり、見積案件も程々にあり、景気は良くなると考えられる」(建設業・従業員)
沖縄県
【景気の先行き判断:やや良】
「住宅、リフォーム以外の事業用工事の引き合い件数が増加している」(建設業・経営者)
このご時勢、お引き合いがあったら即対応したいですね。そのためか、実は弊社ソフト『楽王3』『ヒロイくんⅢ』のお引き合いが昨年末から増えています。
◆出典
令和2年12月調査(令和3年1月12日公表):景気ウォッチャー調査
ある朝、ラジオで東洋経済オンラインの人気記事としてこちらが紹介されていました。
帝国データバンクがまとめた「後継者不在率」動向調査によると、建設業のみ70%を超えるとのこと。この深刻な状況の理由は「若者離れ」「経営者も後継者を育てる意識が希薄」そして「建設業免許が高いハードル」の三つだと述べられています。その上で気になったのが、、、以下引用します。
《今後気になるのは、建設業の事業環境が厳しさを増していることだ。2019年までは東京五輪関連などの大型工事が相次いでいたが、2020年は一服し、新型コロナウイルスで民間工事の延期も続出した。売り上げ確保を焦るスーパーゼネコンも、工事高10億~50億円程度の小型工事にまで手を出すようになった。
受注競争が激化すれば、工事採算も低下していく。そのシワ寄せは下請けの専門業者に及ぶ。ゼネコンからの熾烈な値下げ要請に、資金ショート寸前の専門業者は少なくない。「2019年までの受注好調時に設備投資に踏み切った会社などは、いまは減価償却費の負担などによって採算ギリギリという会社が多い」と、帝国データバンクの飯島氏は話す》(上記記事より)
恐るべき、しかし不可避でもある玉突き現象ですね……。
激化する競争に挑まざるを得ない一方で、当然ながら利益は確保しなくては。その部分でお役に立てる積算見積テクニックを、ぜひ今後ご紹介したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
◆参考記事
【楽王3で圧倒的に工数削減!④】見積書の取り込み&自動引き当て編
業務用ソフトを導入すると積算方法を変えなきゃダメ?
⇒『楽王3』なら既存の業務フローに合わせて使えます!
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