関数で積算効率UP その6【合計金額を挿入！TREE_LOOKUP】

積算業務を効率UP、スピードUPさせる関数。今回はユーザー様が意図的に使う機会は少ないかもしれませんが、これがないと見積書が完成しません！ TREE_LOOKUPです。先だってご紹介したK_LOOKUPは見積表紙の件名概要を参照して算出、下層の内訳明細に表示させるものでしたが、TREE_LOOKUPは逆に見積表紙の件名概要を記入する際に使うのが主です。

 

TREE_LOOKUP関数は予め『楽王3』のテンプレートに設定されているものです。総括表の参照範囲から条件に適合する数値を見つけ出し、合計金額を見積表紙に表示するのに使います。

計算式：TREE_LOOKUP（”条件範囲“,”条件“,”参照範囲“）

下記の例では、見積表紙に見積金額を表示するため、件名概要へ総括表の合計額を挿入しています。

もしも上記、見積表紙の提出金額が表示されないとすれば、何らかの理由でこの関数が抜けてしまっていることが考えられます。ご確認ください。

次回の関数シリーズは、これも見積表紙に使うのが主ですね。IFERRORです。