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2020.09.02
積算見積ソフトを購入しても、使いこなせなければ意味がありません。当然ながら自社の業務フローに馴染ませることが重要です。そこで『楽王3』では、材料マスタを貴社業務に合わせて編集する機能を備えております。
こんにちは。プロモーション担当の辻内です。昨日の記事「ICT化で新型コロナ禍に立ち向かう建設業」で触れた通り、積算見積業務を効率化し、誰でもこなせるようにするには専用ソフトを使いこなすことが有効です。そのカギとなるのが、材料マスタを最新の状態に保ち社員間で共有すること。今回は材料マスタを編集(メンテナンス)する方法をユーザーサポート担当・鈴木伸之介が解説します。
#はじめに
この画面は『楽王3』で内訳明細シートを作成しているところです。材料マスタからこの物件に使う材料を選び、転送します。このウィンドウ上では、材料の表示と選択のみ許可されており、マスタの編集はできません。マスタの編集は、別途マスタメンテナンスウィンドウを開いて行います。
#1
物件ウィンドウ右側のマスタツリーでマスタを選択していない状態にします。
#2
リボンの「ファイル」>「マスタメンテ」を選択します。
#3
リボンの「ファイル」>「マスタメンテ」を選択すると、マスタメンテナンスウィンドウが開きます。マスタメンテナンスウィンドウは、物件ウィンドウとタイトルバーの色が異なります。緑になっていますね。
#4
リボンの「ファイル」>「開く」を選択すると、「マスタを開く」ダイアログが開きます。物件同様、マスタ管理フォルダ配下で各種マスタを階層管理できます。
編集するマスタを選んだ後、右クリックメニューの「編集で開く」を選択します。
#5
物件ウィンドウと同様、画面左側にマスタツリー、画面中央にマスタシートを開くことができます。画面左側のマスタツリーは、物件ウィンドウの右側のマスタツリーと異なり、階層の編集、新しいマスタシートの追加などの操作が可能です。
また画面中央に表示されるマスタシートは、物件ウィンドウでのマスタシートとは異なり、行選択モードではなく、セル選択モードで表示されます。セルの値は編集可能です。
#6
マスタツリーを編集した場合や、マスタシートのデータを更新した場合は、リボンの「ファイル」>「保存」を選択し、マスタへの変更を保存します。
~
以上、『楽王3』の材料マスタ編集(メンテナンス)方法でした。常に最新の状態にして社内共有することで、積算見積業務の脱属人化=標準化が実現します。社内金額、原価、検討率、備考をはじめ自由に項目を追加登録することもできますので、ぜひご活用ください。
またこの材料マスタは個々にパスワードを設定することもできます。一部権限のある方のみ編集できるようにする場合は、これをお使いください。
なおデータを一新される場合は、建設物価調査会の単価データをご購入いただくことで更新できます。アークシステム営業担当までお申し付けください。
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