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セキさんのお役立ちブログ

建設業で役立つExcel

2022.08.26

建設業で役立つExcelの使い方Vol.2 関数その1

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こんにちは。アークシステムの佐々木です。

 

前回に引き続き、表計算ソフト「エクセル(Excel)」の使い方について解説していきます。

今回はエクセル関数の中でもよく使う基本的な関数について覚えていきましょう!

関数を活用することで、素早く正確に作業を進めることができるようになりますよ。

※2022年8月時点のoffice365で動作確認しています

excel_002_title

関数とは

関数とは、エクセルにあらかじめ用意されている公式のようなものです。

エクセルには数百種類もの関数が用意されていて、計算の目的に応じて使い分けます。

関数を使用しなくても一つ一つ手入力することで、同じ結果を求めることも出来ますが、手間と時間がかかり、入力ミスのリスクもあります。

関数を使用することで作業スピードが上がるだけではなく、入力ミスも減らすことができるのです。

今回はご紹介しませんが、単純な計算だけではなく、値の比較結果により別々の処理を行う関数や、該当データを探して表示する関数などがあります。

 

関数を使って計算をするときは、計算に必要な引数(ひきすう)という情報を入力します。

関数により書き方や引数は異なりますが、ヘルプや入力補助があるので必要に応じて活用しましょう。

関数の入力補助の使い方

リボンメニューの「数式」に切り替え、「関数の挿入」をクリックします。

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関数の挿入ダイアログが開きます。

ここから目的に合った関数を検索することができます。

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数値の合計を求める(SUM関数)

初めにSUM(サム)関数を紹介します。

ちなみに読み方は「サムカンスウ」です。

「スムカンスウ」と呼んでしまったあなた、私もそうだったのでご安心ください。

 

SUM関数は「指定した範囲の数値を合計して表示する関数」です。

SUM関数の引数には、合計したいセルやセル範囲を指定します。

指定方法は1つずつセルをクリックする方法や、ドラッグでセル範囲をまとめて選択する方法があります。

複数セルを選択する場合は、「ctrl」(コントロールキー)を押しながらセルを選択してください。

また、半角数値のみ計算対象になります。(全角数値は計算の対象になりません。)

SUM関数の使い方

SUM関数の書式は、

「=SUM(数値1,[数値2],…)」

複数セルを選択する場合は「,」(カンマ)で区切って引数を指定します。

実際の使い方を下記の図でご覧ください。

 

セルにSUM関数の計算式を入力し、合計したい数値が入力されたセルを選択。

excel_002_004

 

セルの選択後、入力を確定すると結果が表示されます。

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数値の平均を求める(AVERAGE関数)

続いてAVERAGE(アベレージ)関数を紹介します。

 

AVERAGE関数は「指定した範囲の数値を平均して表示する関数」です。

AVERAGE関数の引数の指定方法はSUM関数と同様にセルやセル範囲を指定します。

AVERAGE関数の使い方

AVERAGE関数の書式は、

=AVERAGE (数値1,[数値2],…)

複数セルを選択する場合は「,」(カンマ)で区切って引数を指定します。

実際の使い方を下記の図でご覧ください。

 

セルにAVERAGE関数の計算式を入力し、平均をしたい数値が入力されたセルを選択。

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セルの選択後、入力を確定すると結果が表示されます。

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数値の個数を求める(COUNT関数)

続いてCOUNT(カウント)関数を紹介します。

 

COUNT関数は「指定した範囲の数値の個数を表示する関数」です。

COUNT関数の引数の指定方法はSUM関数と同様にセルやセル範囲を指定します。

COUNT関数の使い方

COUNT関数の書式は、

=COUNT (値1,[値2],…)

複数セルを選択する場合は「,」(カンマ)で区切って引数を指定します。

実際の使い方を下記の図でご覧ください。

 

セルにCOUNT関数の計算式を入力し、個数を数えたいセルを選択。

excel_002_008

 

セルの選択後、入力を確定すると結果が表示されます。

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数字の最大値、最小値を見つける(MAX関数、MIN関数)

最後にMAX(マックス)関数とMIN(ミニマム/ミン)関数を紹介します。

 

MAX関数は「指定した範囲の数値から最大の数値を表示する関数」です。

MIN関数は「指定した範囲の数値から最小の数値を表示する関数」です。

MAX/MIN関数の引数の指定方法はSUM関数と同様にセルやセル範囲を指定します。

MAX/MIN関数の使い方

MAX/MIN関数の書式はそれぞれ、

=MAX (数値1,[数値2],…)

=MIN (数値1,[数値2],…)

複数セルを選択する場合は「,」(カンマ)で区切って引数を指定します。

実際の使い方を下記の図でご覧ください。

 

セルにMAX関数の計算式を入力し、数値の最大値を見つけたいセルを選択。

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セルの選択後、入力を確定すると結果が表示されます。

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セルにMIN関数の計算式を入力し、数値の最小値を見つけたいセルを選択。

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セルの選択後、入力を確定すると結果が表示されます。

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ご紹介した5つの関数を使いこなせば、数量計算や集計表の作成に役立ちます。

ぜひ業務でお試しください。

次回は引き続きエクセルの「関数」をご紹介します。

業務を効率化する関数を備えた積算ソフト「楽王」

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この記事を書いた人

建設ICT事業 企画/プロモーション佐々木 唯人

別業種での営業経験を経て、2022年から建設ICT事業に加わる。
幼少から剣道を習い有段者。プライベートでは作曲など音楽活動を行う。

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