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積算の基礎知識

2022.05.16

工程表とは?工程表を作るメリットや種類を詳しく解説!

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こんにちは!ITの力で建設業界に貢献するアークシステムです。

 

工程表は、プロジェクトや現場のスケジュールを管理し、正確に進めるために欠かせません。

工程表を作成することで、プロジェクトの進捗管理がぐっとしやすくなります。

 

そこで今回のコラムでは、工程表とは何か、どんな目的やメリットがあるのかを解説します。

工程表の種類やそれぞれの特徴もお伝えしますので、状況やプロジェクトに応じて上手に使い分け、工事の効率アップに活用しましょう。

工程表

 

工程表とは? 作る目的やメリットを解説

工程表とは、工事などの各工程にかかる日数や納期までのスケジュール、それぞれの進捗状況などをまとめた、作業の予定表です。

工事全体の「総合(全体)工程表」や、工程ごとに分けた「細部工程表」、月や週ごとに分けた「月刊工程表」「週間工程表」などがあります。

 

工程表を作る目的は、作業の予定・進捗を「見える化」することで、工事を予定通りに正確に進めることです。

 

工程表では、プロジェクトの完了までには具体的にどんな作業が予定されていて、日数はどれだけかかるのか、完了予定日はいつで、今はどこまで進んでいるのかといったことを確認できます。

 

特に、工事を行う上では工程表の作成は欠かせません!

工程表を作成することでこんなメリットがあります。

  • 各工程を具体的に把握・共有することで、作業の抜け漏れを防ぐ
  • スケジュールと進捗を把握し、納期遅れを防ぐ
  • 作業時間の調整や人員配置がしやすくなり、工期短縮やコスト削減ができる

 

進捗状況や全体の流れを把握しやすくすることで、作業効率を上げ、生産性を上げられるのです。

 

また、工程表からは各工程で必要となる工数や日数、人員などを把握することができ、これは工事の費用を算出する積算にとっても重要な情報となります。

施工計画を詳細に反映させた工程表を作成し、それを正しく理解することは、正確な積算を行うためにも大切なポイントとなるでしょう。

 

工程表と行程表の違い

工程表とよく似た言葉で、「行程表」というものがあります。

読み方も同じ「こうていひょう」なので混同しやすいのですが、別のものなので注意が必要です。

 

工程表が「作業工程」の一覧表であるのに対して、行程表は「目的までの道のりや方法」をまとめたものです。

「行程表」は「工程表」ほど具体的ではなく、もっと漠然とした流れ、または旅行などの日程やスケジュールなどを指します。

 

工程表の種類を知って上手く活用しよう

工程表は表記の仕方によっていくつかの種類があります。

それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるので、プロジェクトの内容などによって使い分けるとさらに有用性が高まります。

 

工程表には、よく使われるものとして「バーチャート工程表」「ガントチャート工程表」「グラフ式工程表」「出来高累計曲線」「ネットワーク工程表」の5種類があります。

 

それぞれの工程表について、その特徴やメリット・デメリットを紹介しますね。

 

【1】バーチャート工程表

バーチャート工程表

建設工事などでもっともよく用いられる工程表の形式です。

 

縦軸は作業項目、横軸は日付となり、各項目の日数を棒状で記載します。

各作業がいつ始まり、何日かかり、いつ終わるのかが一目で把握できます。

 

バーチャート工程表は構成が単純なので、作成が簡単なこと、それぞれの作業のスケジュールが把握しやすいことがメリットです。

 

しかし、作業の進捗管理には不向きで、作業ごとの関連性も把握しづらいです。

 

【2】ガントチャート工程表

ガントチャート工程表

ガントチャート工程表はバーチャート工程表と似ていますが、横軸は日付ではなく進捗率を記載していきます。

複数の作業を並行して進めているような現場でも、それぞれの進捗を把握しやすいのがメリットです。

 

しかし、進捗率で表すので各作業の工数が分かりにくいこと、作業ごとの関連性を把握しづらいことがデメリットでしょう。

 

【3】グラフ式工程表

グラフ式工程表

バーチャート工程表とガントチャート工程表の特徴を組み合わせ、グラフで表す工程表です。

 

縦軸は進捗率、横軸は日数となっていて、作業の予定日数と現在の進捗率を同時に確認できます。

どの作業が遅れていて、それによってどの作業に影響があるのかなど、作業ごとの関連性も把握できるのがメリットです。

 

情報量が多い分、バーチャート工程表やガントチャート工程表と比べると表が複雑なため、慣れるまでは作成や理解に時間がかかる可能性があります。

 

【4】出来高累計曲線

出来高累計曲線

工事全体の進捗状況を把握するのに用いられる工程表で、縦軸は進捗率、横軸は日付を記載します。

 

建築工事の現場などでよく用いられ、工程管理曲線やバナナ曲線、S字カーブなどとも呼ばれます。

上方許容限界曲線・下方許容限界曲線も記入するため、スケジュールに対する全体の進捗状況を許容範囲とともに一目で確認できることがメリットです。

 

ただし、作業一つひとつの進捗は記載しないため確認できません。

 

【5】ネットワーク工程表

ネットワーク工程表

ネットワーク工程表は、作業間の関連性を「〇」と「→」の記号を使って表す工程表です。

 

各工事はアクティビティと呼ばれる「→」で作業順に示され、アクティビティの上には工事内容、下には工期を記載します。

各工事が結合する部分は「◯」を使って表され、中に重複しない整数を記載していきます。

「◯」はイベント、「◯」の中の数字はイベント番号と呼ばれています。

 

イベントにつながるアクティビティがすべて完了するまでは、次のアクティビティには進めません。

 

工数の多い現場や、先の作業が終了しないと次の作業ができないような工事でよく用いられます。

作業ごとの関連性や流れが分かりやすく、優先すべき作業や同時進行できる作業などが分かり、効率のよい作業手順を設計できることがメリット。

 

ただし、ネットワーク工程表の作成には専門知識が必要であること、進捗管理には適していないことがデメリットです。

 

工程表とは予定や進捗を管理して生産性をアップさせるツール

工程表とは、プロジェクトや工事などのスケジュールや工数、進捗状況などをまとめた表です。

作業内容やスケジュール、進捗状況を「見える化」することで、状況を正確に把握して、納期遅れを防いだり生産性をアップさせたりする目的があります。

 

状況に合わせて作業時間や人員配置を調整し、納期短縮やコスト削減を図ることにも役立ちます。

 

工程表は記載される情報や形式によって、「バーチャート工程表」「ガントチャート工程表」「グラフ式工程表」「出来高累計曲線」「ネットワーク工程表」という5つの種類があります。

作業ごとのスケジュール管理がしやすい、進捗管理がしやすい、全体の進捗を把握できるなど、種類ごとに特徴があるので、プロジェクトの種類や目的に合ったものを活用すると良いでしょう。

 

また、工事に必要な工数や日数、人員などを工程表から正しく把握するのは、工事の費用を算出する積算にとても重要なことです。

工程表を正しく理解して上手に活用し、積算業務に活かしましょう。

 

アークシステムでは、建設業向け積算見積ソフト「楽王シリーズ」を提供しています。

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この記事を書いた人

建設ICT事業 企画/プロモーション佐藤 一也

第二種電気工事士、基本情報技術者試験の資格を保持する。
10年以上のシステム開発経験を活かして、建設業向けの製品企画とプロモーションを行う。

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