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セキさんのお役立ちブログ

積算の基礎知識

2022.11.14

積算見積ソフトの相場は?価格の傾向や違いについても解説

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こんにちは!ITの力で建設業界に貢献する「アークシステム」です。

 

建設工事を実施するにあたって必要な「積算」。

積算とは、必要な材料やその数、職人の確保人数・時間などを割り出し、工事の合計金額を算出する作業のこと。

 

工事における多様な要素を正確に計算しなければならないこの作業を手作業で行うには、かなりの手間がかかります。

 

そこで活用されるのが積算見積ソフト。

積算見積ソフトを利用すれば、積算を正確に、かつ効率的に行うことができます。

ただし、その導入・運用には費用がかかります。

 

そこで今回は、積算見積ソフトの価格相場について詳しく解説します。

ソフト導入を検討する際の参考として、ぜひお役立てください。

 

積算見積ソフトの種類や相場はどのくらい?

業務効率化のために積算見積ソフトの導入を検討している、という建設業界の方は多いでしょう。

 

しかし、そこで気になるのがコスト。

積算見積ソフト導入には、一体どれくらいのコストがかかるのでしょうか?

 

まずは、積算見積ソフトの大まかな費用相場について見ていきましょう。

 

積算見積ソフトの種類

まず押さえておきたいのが、積算見積ソフトのタイプには種類があり、それによって導入の費用相場も異なるということです。

 

積算見積ソフトの主なタイプは、次の2つに分けられます。

  • パッケージタイプ
  • サブスクリプション(クラウド)タイプ

 

積算見積ソフトでは、上記のタイプに企業ごとのニーズを反映させてカスタマイズする、セミオーダー型のものが多く見られます。

 

それぞれのタイプについて、順にご説明します。

 

パッケージタイプ

パッケージタイプとは、売り切り型のソフトのこと。

既存のソフトを購入し、自社のパソコンにインストールして使用するタイプです。

 

パッケージタイプは、パソコンにインストールするだけですぐに利用を開始でき、導入に手間がかからないものが多いのが魅力の1つ。

 

ただし、このタイプは売り切り型であるため、機能の自動更新には対応できないことも。

ソフトをインストールしたパソコンからしか利用できないので、企業によっては外出先やテレワークでの利用が難しい場合もあります。

 

サブスクリプション(クラウド)タイプ

お金を支払うことで一定の期間サービスを利用できるという、定期定額制(または従量制)の形態を「サブスクリプション(クラウド)タイプ」と呼びます。

 

積算見積ソフトをはじめとしたITソフトの提供においても、近年ではサブスクタイプが主流に。

とくにクラウドでのサービス利用で、この形態が活用されています。

 

サブスクリプション(クラウド)タイプのメリットとしては、コストや導入スピードの面で導入・解約がしやすいことや、テレワークにも対応しやすいことが挙げられます。

 

また、セキュリティやバージョンアップ等の基本的な管理をベンダー側に任せられる点も魅力。

自社独自のカスタマイズはしにくいものの、オプションの追加により柔軟な利用が可能です。

 

 

また、あまり多くはないですが、レンタルタイプの商品もあります。

単発で短期的な利用を検討している場合は、レンタルタイプの積算見積ソフトを検討してみるのも良いでしょう。

 

積算見積ソフトの相場

次に、積算見積ソフトの相場について確認していきましょう。

 

積算見積ソフトの相場は製品や機能で異なる

積算見積ソフトの導入・運用にかかるコストは、先ほどご紹介した製品のタイプや機能等によって大きく変わります。

そのため、一概に価格相場を述べることはできません。

 

大まかな目安としては、パッケージタイプで導入に100〜200万円、保守に10〜20万円程度かかることが多いようです。

ただし、サブスクリプションタイプやレンタルタイプであれば、より低価格での導入が可能です。

 

また、多くのソフトでは、事前に料金を明示するのではなく、企業のニーズに合わせ企業ごとに具体的な金額を提示するという形をとっています。

そのため、「積算見積ソフトの導入にいくらかかるのか、具体的な金額を知りたい」という場合には、各ソフトの提供者に問い合わせ、見積を取る必要があります。

 

積算見積ソフトの価格例

前述の通り、積算見積ソフトの価格を明示しているベンダーは多くはなく、相場を述べることは難しいのですが、パッケージタイプの積算見積ソフトの価格参考例をご紹介します。

同じパッケージタイプですが、その価格には大きな差があることがわかります。

 

【ソフトAの場合】

  • 導入費用:対応可能な工種範囲によって約30〜40万円
  • 保守費用:対応可能な工種範囲によって、年間約10〜20万円
  • その他:オプションによる追加料金有り

 

【ソフトBの場合】

  • 導入費用:工事規模によって約190万円〜約250万円
  • 保守費用:工事規模によって年間約20万円
  • その他:オプションによる追加料金有り

 

【ソフトCの場合】

  • 導入費用:業務範囲(積算・見積・拾い出し等)によって約120万円〜約180万円
  • 保守費用:月間約20万円
  • その他:オプションによる追加料金有り

 

パッケージタイプの積算見積ソフトは、上記のように導入費用に追加して、月間・年間の保守費用が発生するのが一般的。

コストがネックとなって、なかなか導入に踏み切れないという方も多いです。

 

その場合は、導入コスト、ランニングコストが抑えられるサブスクリプションタイプの積算見積ソフトから導入してみるのもおすすめです。

 

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積算見積ソフトのタイプ別の価格の傾向や価格の差のつき方も解説!

積算見積ソフトでは、基本機能に絞ったタイプや小規模工事にのみ対応するタイプの場合、価格を抑えやすい傾向にあります。

 

一方、多機能なものや、特殊工事、大規模工事などに対応するタイプは、どうしても価格が高くなる傾向にあります。

 

コストを抑えることを重視するなら、基本機能に絞った低価格なソフトを選ぶのも方法の一つです。

積算見積ソフトの基本機能としては、次のような機能が搭載されていることが多いです。

  • 歩掛・単価検索
  • 逆算・諸経費計算
  • 積算からの見積作成
  • 見積書のテンプレート
  • データの複製・保存 等

※ソフトによって搭載機能は異なります

 

また、価格を重視する場合でも、安心して積算見積ソフトを利用するために、基本操作のレクチャーや、トラブル発生時の対応等、基本サポートの有無はチェックしておきましょう。

 

価格を抑えながら積算見積ソフトを導入したい場合は、まずはフリーソフトで試してみて、自社に必要な機能や使い勝手を確認してみるというのもひとつの方法です。

フリーソフトは機能性やサポートの面で有料版には劣るものの、小規模な工事が多かったり、積算を行う機会が少なかったりする場合は、フリーソフトで十分と感じるケースもあるでしょう。

 

フリーソフトの使用については、「フリーの積算見積ソフトはどんな種類がある?有料との違い、選び方も知ろう」もご一読ください。

 

積算見積ソフトの相場は製品や機能、企業によって異なる

積算見積ソフトには、パッケージタイプやサブスクリプションタイプ等、提供形態に種類があります。

これらのタイプに、企業のニーズに合わせたオプションを追加してソフトを構築するものが一般的です。

 

積算見積ソフトの相場は、明確に示すことはできません。

なぜなら、ソフトの価格はタイプや機能によって大きく変わり、「企業がどんなソフトを必要とするか」によって差が出るためです。

 

ただし、多機能なものは高額に、基本機能のみのものは低価格になる傾向はあります。

積算見積ソフトは、コストと機能、操作性のバランスを良く見極め、ニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。

 

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この記事を書いた人

建設ICT事業 企画/プロモーション佐藤 一也

第二種電気工事士、基本情報技術者試験の資格を保持する。
10年以上のシステム開発経験を活かして、建設業向けの製品企画とプロモーションを行う。

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