こんにちは!ITの力で建設業界に貢献するアークシステムです。
工事費を算出する積算は、正確性が求められる業務。
積算ミスをすると見積金額の間違いが起き、業務上のトラブルにつながってしまいます。
しかし、残念ながら絶対にミスをしないことは難しく、少しでもミスが起きないよう、ミスが起きる原因や対策などを把握しておくことが大切です。
そこで今回は、トラブルを防ぐためにも積算ミスの原因や起こりやすい状況を分析。
積算ミスを防ぐためにできる対策などもご紹介します。
目次
積算のミスでどんなトラブルが起こってしまう?原因は?
積算とは設計書や仕様書から工事に必要な材料や数量、日数などを算出し、それらを積み上げて工事費を計算する業務。
ミスのない正確な積算は、工事費の見積を作成するうえで欠かせません。
しかし、材料の価格や数量、日数を間違えたり、管理費などの計算を間違えたりすると、正しい見積金額が算出できません。
積算ミスで見積金額を間違えてしまうと赤字工事になってしまう可能性がありますし、発注先との信頼関係が築けずに今後の取引に影響してしまうことも…。
必要な材料や職人を確保できない、工期が間に合わないなど、工事の進行に重大な支障をきたしてしまいます。
また、金額をもとに入札で発注先を決めている公共工事の場合は、金額が違うと契約解除や入札中止、再入札となる可能性もあります。
積算ミスの原因として多いものにはこんな状況や要因があります
- 工事の途中で追加発注や仕様変更があった
- 資料に残さず口頭のみで説明した
- 算定基準や算定表が最新のものではなかった
- 知識不足や不注意による間違い
- 業務過多による見落としやミス
- 確認ミスによるチェック漏れ
人間が行っている業務ですから、ヒューマンエラーによるものが多くなってしまうのは仕方がないでしょう。
積算ミスでトラブルを起こさないための対策を紹介
積算ミスが起きると工事の進行が遅れたりトラブルにつながったりする可能性があるため、できるだけミスを起こさないような仕組みづくりが大切。
例えばこんな対策や取り組みを検討しましょう。
- 工事途中の変更は都度伝票を切って、発注書や見積書を修正する
- 業務を効率化し、業務量に余裕を持たせる
- システム化し、入力ミスや参照ミスなどのヒューマンエラーをなくす
- 定期的な勉強会を開き、最新情報や知識を身につける
- 業務フローを見直し、チェック体制を強化する
ヒューマンエラーを完全にゼロにするのは難しいですが、業務をシステム化することでミスをする可能性のある箇所を減らすことはできます。
業務効率を上げれば、余裕をもって計算やチェックができるようになり、忙しさに追われてミスをしてしまうといったことも防げるでしょう。
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積算ミスによるトラブルを防ぐにはシステム化がカギ!
積算ミスが発生すると正確な工事費が算出できないので、必要な材料や職人を確保できない、赤字工事になる、信頼築けず今後の取引に影響するといったトラブルにつながってしまいます。
入札による公共工事の場合は入札中止や契約解除になることもあり、いずれにしても工事の進行に重大な支障をきたしてしまいます。
積算ミスの原因として多いのは、急な仕様変更や口頭のみでの説明によるミス、知識不足や不注意によるミス、確認体制が甘いことによるチェック漏れなどのヒューマンエラー。
ヒューマンエラーはゼロにはできませんが、業務効率を上げて作業に余裕を持たせたり、システム化したりすることで人為ミスを減らしてトラブルを防ぐことは可能です!
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