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積算の基礎知識

2022.08.09

電気設備資材「A材」「B材」「C材」とは?入手方法も確認!

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こんにちは!ITの力で建設業界に貢献するアークシステムです。

 

電気設備工事の積算・見積では、使用する「電気設備資材」の単位を、「A材」「B材」「C材」の3種類に分類します。

では、この「A材」「B材」「C材」はそれぞれどんな資材でしょうか。

 

今回のコラムでは、電気設備資材の「A材」「B材」「C材」を解説。

それぞれどんな資材を指すのか、どうやって入手するのかなどをお話しします。

 

電気設備資材(電材)の種類「A材」「B材」「C材」とは?

電気設備資材とは、電気設備の工事で使用される機器や資材、材料のことです。

 

電気設備資材には種類がたくさんありますが、大きく「A材」「B材」「C材」の3つに分類されます。

それぞれどんなものかご紹介しますね。

 

A材

照明器具や分電盤、配電盤、インターホン、火災報知器、ブレーカーといった「機器」を指し、機器費として取付費用や据付工事費などが計上されます。

工事によって必要な機器の仕様や容量が異なるため、メーカーなどへ発注して購入することが多いです。

 

B材

A材と雑材・消耗品を除いた電材で、材料費のことです。

 

ケーブル、電線、配線、配線器具、プルボックス、ネグロス部品、付属品などが該当します。

B材の種類はとてもたくさんあり、さらにケーブル1つとっても型番が違えば価格が異なりますが、規格化されているものは単位数量当たりの単価設定も可能です。

 

C材

テープやビス、ネジ、スリーブといった消耗品が該当します。

こちらも単位数量当たりの単価設定が可能です。

 

 

「A材」「B材」「C材」は、電気設備業の工事費積算でも単位分けとして使われる用語です。

 

アークシステムが提供する積算見積ソフト「楽王シリーズは、電気設備工事の積算にも対応!

階層見積に対応しているため、多岐にわたる電材を工事ごとに適切に分類し、ミスなく素早く、積算・見積が可能です。

積算・見積結果から、材料別の集計表を自動作成することも出来ます。

 

材料一覧から選んで数量を入力するだけで、誰でも簡単に金額算出できます。

また、ボックスやケーブルラックなどの場合、該当の付属品も自動的に内訳明細へ挿入することができます。

 

豊富な機能をそろえたパッケージ版のほか、スタートしやすいサブスクリプション版も用意していますので、ニーズに合わせてご検討ください。

多機能な積算見積ソフトを導入して業務効率化を図りましょう!

 

 

電気設備資材(電材)の入手方法もチェック!

電材は各メーカーで作られ、電材卸業者を通して、ホームセンターなどの小売店に並びます。

必要な電材を入手しようと思ったら、購入先は ①メーカー、②電材卸業者、③小売店 の3つの選択肢があります。

 

流通では、商品が作られてから手元に届くまでの間に入る業者が増えるほど、マージンが乗って価格が高くなるという特徴があります。

 

そのため、価格を考えるならメーカーで購入するのが一番価格を抑えることができます。

ただし、取り扱いはそのメーカーで製造している商品に限ります。

 

複数のメーカーと取引をしている電材卸業者から購入すれば、商品のラインアップも多く、安定期な調達が可能です。

業者の担当者が在庫状況の確認や連絡、場合によっては現場に届けてくれるなど、細かなフォローをしてくれるのも大きなメリットといえるでしょう。

 

ホームセンターなどの小売店での購入は、圧倒的な品揃えがメリットです。

たくさんの種類や量を一括購入できる通販サイトを持つ店舗などもあり、利便性も高いでしょう。

 

 

ちなみに、電気設備資材含め、建設資材の価格は年々上昇傾向にあります。

「古い価格情報で積算を行い赤字工事になってしまった…」というようなことがないよう、常に最新の情報をチェックできると良いですね。

 

アークシステムの楽王」には、全日出版社の『電気設備工事積算実務マニュアル』を収録しています。

複合単価も楽々入力可能で、時間のかかる積算業務の効率化を図れますよ!

 

パソコン上で市場単価、労務単価、複合単価や歩掛をすぐに参照できるので、物価本を確認しながらの積算・見積から解放され効率的に作業を行えます。

 

近年の建設資材の動向、また電気設備業界の動向に関しては、下記のコラムでも詳しくご紹介しておりますので、あわせてご参考ください。

建設工事費の推移を詳しく解説!建設資材価格の上昇理由、今後の予測も

電気設備業界の動向や課題、M&Aを行うメリットも

 

電気設備資材の3分類「A材」「B材」「C材」を理解しよう

電気設備工事で使用される機器や資材、材料である「電気設備資材」は、A材・B材・C材の3つに分類されます。

A材は基盤や照明器具といった機器、C材は雑材や消耗品、B材はそれ以外の部品や器具、ケーブルなどです。

 

電気設備工事の積算・見積時の単位分けで使用される用語でもあります。

 

メーカーから電材卸業者を通して小売店に並びますが、小売店だけでなくメーカーや電材卸業者から購入することも可能です。

 

電材の種類が多いと、工事費の積算見積は細かく手間がかかる作業に。

アークシステムで提供している積算見積ソフト「楽王シリーズ」もぜひ活用し、積算・見積業務を効率的に進めましょう。

正確・効率的な積算業務を叶えるためにも、ぜひご活用ください。

 

★資料請求/無料デモのご依頼はこちらから→「楽王シリーズお問い合わせフォーム」

★お電話でのお問い合わせはこちらから→045-451-5121045-451-5121

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この記事を書いた人

建設ICT事業 企画/プロモーション佐藤 一也

第二種電気工事士、基本情報技術者試験の資格を保持する。
10年以上のシステム開発経験を活かして、建設業向けの製品企画とプロモーションを行う。

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